ゆっるゆる備忘録

見られることは百も承知で、自分の書きたいことを書きたいように書きます。公序良俗に反しない範囲内で。

『Slime-san』レビュー! シビアな難易度とシュールな日本観が秀逸なスライムアクション! とにかく公式動画をご覧下さい。

超おすすめです。

 

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去る10/12(木)、ついに配信が開始されたSlime-san。巨大ミミズに飲み込まれたスライムさん(妻子持ち)と鳥のバーディは、体内の生存者と交流しながら脱出を目指す……!!

短いステージをどんどんクリアするハイスピードアクションゲーム。1,180円。半分ほどプレイした感想を書きます。

日本語版のPVも公式ツイッターにて公開されたので、悪いことは言わん、この記事のタイトルどおりにすることです。話はそれからだ。

 

youtu.be

ツイート動画を再生できなかった時のために英語版トレーラーも貼っておきます。

56面までクリア。ミニゲームは忍者射手のみ解放。クリアしたり新発見があったりしたらその都度この記事に追記しようかな。

 

先に総評いっちゃいます。

 

【ボリューム】

ただクリアするだけなら1,180円相応。100%クリアを目指して収集要素を楽しむならなかなかお得。タイムアタックに挑む猛者なら難攻不落の壁として立ちはだかってくれる、そんな感じ。タイムアタックとボスラッシュあり。

 

【アクション】

アクションゲームというジャンルが苦手な人は要注意。タイミングはシビアだし時間制限もある。

「スライムする」というこのゲーム特有の変形技を使うことで、自分と同じ緑色のオブジェクトをすり抜ける事が出来る。逆に、大切な足場で誤ってすり抜けて落下死という事故も起こりがち。

ソニックは未プレイで星のカービィを苦労なくクリアできるレベルの私は、手応えを感じつつも本格的なヤバさには直面していないです。「スーパーミートボーイ」なるゲームとプレイ感覚が似ているらしい。アメリカ版には体験版あり。

 

【世界観】

シュール。わざとコテコテにした日本観というか、アメリカ人オタクの夢とこだわりが詰まっている。メリケンなセンスが随所に見られるが誤訳は今のところ確認されていない。

 

(10/30追記:記事タイトルを「Slime-san感想」から「『Slime-san』レビュー」に訂正しました)


詳細は以下

 

 

 

高難度アクションに一応の救済措置

TGS2017で試遊したときも思ったけど、アクションが苦手な人は冗談抜きでクリアが厳しい。時間制限もあるしね。

しかしご安心を。救済措置、ありました!!
ステージで手に入るりんご🍏を1つ消費すると現在のステージをクリア扱いにしてくれる制度あり。

ただ、これをやると100%クリアが出来なくなる旨が赤字で表示される。着せ替えや別性能キャラの解放などにもりんごが必要になるためである。りんごでステージを解放したあとで腕前が上達した場合、イチからやり直して100%クリアを狙うしかない。この点だけ注意が必要かな。

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52面(3-12)壁の軌跡で266回リトライしました(シェーダー:アーケード)

 


アメリカンだが癖になる日本観

tipsにて表示される「スライムさんの開発には日本人は関わっていません」の言葉通り、文の勢いやギャグのセンスなどはアメリカン。

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ベンさんはプログラマーの名前。ちなみにデザイナーはファビアンさん。

けれど意味不明な誤訳は今のところ見当たらないどころか、ラッパーの押韻に関心させられたりヲタクネタに親近感を覚えたりとテキストやオマージュも楽しさのひとつになっている。着せ替えの説明文や自覚しているメタいキャラなど、細部に注目してみてほしい。

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アメリカ人による高度なダジャレ(シェーダー:VHS)

 

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この辺は狙ってるのかマジなのかわからないよね、より多くの余分なコンテンツ!

 

そしてかの有名な

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「ヌードノレ」
これはガチで間違えていたということを暴露して頂いたが、恐らくテキスト担当者が渡した文字を別の人がドットにおこす際に間違えたのではとにらんでいる。

開発者さんと話した時のエピソードはこちらの記事からどうぞ。

 

yurumemo.hateblo.jp

 

 


遊び心あふれまくりのシェーダー

発売前はノーマークというかイメージが湧かなかったシェーダー変更。これがダークホースだった。非常に面白い。6種類+デフォルトだが視認性に難ありのものも多いので、アーケードとLEDと目つぶしテレビ以外は息抜きに試す程度だけどね。

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バーチャルボーイは縛りプレイ(2マス上に触れてはいけない壁があります)

 

画面だけでなく音もそれぞれのシェーダーに応じてアレンジされる。特に音のアレンジには感動した! LEDはゆっくりテンポ、ゲームキッドはピコピコチュンチュンな音質、VHSは半音下げ。勿論タイトル画面の曲にも適用されている。

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ゲームキッドはこんな感じ。

ちなみに、横のイラストもりんごで解放するアートワーク。

 


BGMをCDで売って欲しい

小気味よいチップチューンというのかな、どれも良曲揃い。いや、小気味よいと言ったばかりなのに……すまんありゃウソだった。思わず体が踊り出すノリノリナンバーだらけだぜ!!

ランダム選曲だが音楽を聴けるジュークボックスのようなオブジェクトもある。サントラはデジタル販売。海外向けにはビニルディスクみたいなブツもあるっぽい。

Fabraz「Slime-San: Official Soundtrack」
https://itunes.apple.com/jp/album/slime-san-official-soundtrack/id1217574706

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B06XRMFHCQ/ref=cm_sw_r_cp_awdb_k5f7zb9V2KEMC

 

youtu.be

タイトル画面の曲はループせずにきちんと終わりがあるので、是非一度は通して聴いてみてほしい。

即死壁の胃液(時間制限)が迫ってくると焦燥を煽るために音階が変わったり、先述したとおりシェーダー毎にアレンジも用意されていたり、自信のあるコンテンツとして用意したぜ感がバリバリ伝わってくる。

このゲームは全体的に音が大きめなので設定で全ての音を1段階下げておいた方がいいかも。でも、

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BGMだけを下げるなんてとんでもない!

町のBGMはサントラに収録されていない気がするぞ? 曲として収録するほどの起伏や時間の長さは無いからやむなしなのかな。

 

 

その他諸々

  • 色覚異常の人のためのサポート表示も3種類用意されている。f:id:Thom-nun:20171022155546j:image
  • ミニゲームはおすそ分けプレイ対応。そのうちのひとつ「忍者射手」で高得点を取るとりんごが貰えるような雰囲気が醸し出されているけどそんなことはなかった。条件か? バグか?
  • 生存者のうち「ダイバー」なる人物は、同じ開発チームが出している「planet diver」からのカメオ出演と見た。f:id:Thom-nun:20171022155512j:image

    youtu.be

 

最高に楽しいゲームを買った。ありがとうFabraz!